挙式~披露宴(お色直し)~二次会/3WAYドレス

昨日、ドレスの最終フィティングを完了し、来月の挙式に備えてドレスをお持ち帰りいただきました。
月日が経つのは、ほんとうに早いものです。今思えば、初めてご来店いただいたのは、年始めの1月だったので、8ヶ月近くお付き合いいただきました。

最初の打ち合わせで、会場やドレスのイメージを伺い、挙式からお色直し、二次会まで着れるドレスに仕上げよう、ということになりました。新婦様のナチュラルなイメージを生かして、普段スタイルの延長としてのウエディングスタイルです。

ベースのドレスはソフトギャザーのスカートに、タンクネックのノースリーブで、素材はナチュラル感のあるシルクタフタです。ガーデン挙式とのことでしたので、ふんわり柔らかな動きを出したく思い、フレアー感を出しながら、アシメトリーにシルクオーガンジーを幾重も被せました。

お色直しは、ギンガムチェックのコットンオーガンジーを使用した、ボックスプリーツのオーバースカートです。お似合いになるボリュームになるように、何度も仮縫いで調整していきました。そして胸元にはポイントで、共布で作った木蓮のようなコサージュをつけて。

セレモニーパーティー

そして、二次会では、ベースのドレスにウエストサッシュリボンを結んでアクセントを加えました。雪をイメージしたような水玉模様にクリスタルが入った生地なので、季節感の先取りです。また、動くたびにキラキラと輝きをプラスしてくれ、夜のパーティーにもピッタリです。

二次会

新婦様だけが装えるホワイトドレスでの3スタイルが完成しました。
今回使用した、チェックや水玉の生地は、私が個人的に気に入って入手していたもので、ぜひぜひドレスに仕立てたいなあ・・・、と心待ちにしていたものです。少し個性的な素材ですが、一目見るなり大変気に入っていただいたことをなつかしく思います。
あと、私に出来ることは、良いお天気になりますように・・・、とてるてる坊主を作ることでしょうか!

リボンボンネ

台風後、また夏が戻って来たような暑さが続きますね。

リボン型のボンネ(ヘッドドレス)のお問い合わせをよくいただきます。
ウエディングドレスと同様に、小物にも流行があります。最近では、大きめのコサージュやクラウンが多いのでしょうか。

何年経って見ても、凛と美しいオードリー・ヘプバーンのイメージのように・・・。シンプルなドレスに、クラシックなヘアスタイル、そして女らしさの感じられるリボンボンネを装う。永遠の憧れかもしれません。

ヘアメイクのリハーサルに備えて、少し早めに仕上げて、商品をお届けしましたが、たしか、挙式は今週末の予定です。
リボンの中央にパールをつけるか、シンプルな仕上げにするか、とお客様と一緒にすっかり悩んでしまいました。実際、お話を伺っていて、新婦様の柔らかい雰囲気に、少しだけ甘さを加えた仕上がりにしたく思いました。ご持参いただいたドレスの写真を見ると、ウエスト箇所に2重づかいのリボンがついていたので、そのイメージに合わせて、同じく2重づかいのフラットなリボンに仕上げることに決定です。シルクの質感が生かされたデザインになったように思います。

リボンボンネ
素敵な仕上がりに、思わず同じ物を作成してしまいました・・・。
ネットショッピングの一点物コーナーにて、販売しております。

ペーパーアイテム*招待状*

9月に入り、朝晩過ごしやすくなり、蒸し暑かった夏も終わりのよう。鱗雲を眺めると、秋の始まりを感じる今日この頃です。

ゲストを温かくもてなすための手作りアイテムの一つとして、席札やサンキューカードなどのペーパーアイテムをオリジナルで作る方が増えています。でも実際、お仕事をしながらの結婚準備は、なかなか大変なもの・・・。そんな方のお手伝いが少しは出来ないものかと始めたのが、招待状等の印刷物のお仕事です。
レストランやハウスウエディングの会場と、お取引させていただいております。

今回は、友人のご家族の招待状制作をご注文いただきました。通常は何種類かのデザインの中から選んでいただくのですが、特別にオリジナルの招待状を作成致しました。

Invitation card

シックなバイオレットとアイボリーカラーをミックスした、スクエアのデザインです。甘さを加えながら、スタイリッシュなイメージに・・・。ちょっとしたバランスですが、これが意外と難しい。
色目と形の効果でしょうか、程よい甘さを感じつつ、シックな印象に仕上がったように思います。

ゲストにウエディングのイメージを最初に伝える招待状は、とっても大切なペーパーアイテム。プリンターにつきっきりになったり、リボンを結んだりと、こまか~い作業ですが、今後も一人でも多くの方のお手伝いが出来ればなぁ、と思います。