マレーシア・ペナンでのビーチウエディングに合わせてお作りした、ソフトマーメイドのウエディングドレスが完成しました。南国のビーチに映えるように、純白の生地を選び、部分的にゴールド刺繍の入ったフランス製チュールレースを使用しました。

大人っぽいイメージのあるマーメイドラインですが、胸元のフリル使いと、フロント部分にレースをギャザーで入れ、編み上げに仕上げることによって、程よい甘さをプラスさせました。
マーメイドとは人魚のことで、膝のあたりまでからだにそわせ、裾で尾ひれのように広がった形を言います。ウエディングドレスの定番的な憧れのラインではあるのですが、日本人の体型には、これがなかなか難しかったりするんです・・・。
そこで、すっきり見せるために、膝より上のやや高めの位置からフレアーを入れました。びっくりするくらい、足長効果があるんです!また、ふんわりボリュームのあるバッスル調のバックリボンも、ポイントを上に向けてくれるので、シャープさをプラスさせてくれます。マーメイドのラインも引き立ちますね。

帰国後は、パーティーでもう一度ドレスを着られる予定です。2WAYとして、ボレロを作ろうかなぁ?という案が出ているので、帰ってこられるまでに、私の方でもデザイン案を練りたく思います。