オーダードレスの仮縫い

お客様より、仮縫いのお写真をいただいたので、スライドショーにしてみました。
ドレスをつくりあげていく過程を、少しでもお伝え出来ればと思います。

着たいドレスのイメージを元に、打ち合わせをして、お似合いになるシルエットや素材を吟味して、デザインを決めていきます。デザインが決定したら、身体の各部を細かく採寸します。

最初の仮縫いは、コットンのシーチング布で作ったドレスを着て、細かいサイズやデコルテの開きなどを調整していきます。

シーチングの布をもとに、パターンを補正して実際のドレスの生地で、再度仮縫いを行い、ドレスを仕上げていきます。

完成したドレスをフィティングしていただき、挙式当日と同じベールや手袋の小物を合わせて最終確認していただきます。サイズ直しの微調整は、この時にも出来るので安心です。

今回は、スカート部分にチュールを使用する予定だったので、雰囲気がわかり易いように、シーチングの仮縫いの時にも、一部本布を使用して行いました。
シーチングで作られたドレスでも、デザイン画から実際のドレスのシルエットに近づいていく課程を体験して、とっても喜んでいただきました。

本布の仮縫いには、新婦様のお母様にも参加していただきました。客観的に意見を言っていただける、心強い味方ですね!
その後、ドレスに合わせた小物の細かい打ち合わせをして、トータルコーディネートの完成です!

新郎様がカメラマンとなって撮影いただいたお写真の数々!こんなシーン&一コマもカメラに収めていただいていたとは・・・、と驚きでした。
特別な一着を、一緒に作り上げていく課程は、胸膨らむ楽しい時間、また大切な思い出になること間違いないですね。

ウエディングドレスのデザイン

以前、紹介させていただいた、エンパイアラインのウエディングドレスをご覧になり、お問い合わせをいただきました。
サンプルのドレスをご試着いただいたら、ホント驚くほどお似合いでした!
私が日ごろ感じている、似合うドレスを探すこつ。それは、その方の持ってる雰囲気に合ったドレスのデザインを選ぶことです。甘く柔らかな雰囲気とか、シンプルシャープな雰囲気などなどです。勿論、会場とのバランスも大切なことなので、シルエットや生地選びを吟味して、ドレスのデザインにしていきます。
お客様の求めているドレスを、似合うドレスに仕上げる事、とっても大切な私の役割です。

エンパイアラインドレス -up-

親族のお食事会で着られるとのことでしたので、ドレスっぽすぎず、そしてナチュラルな新婦様の雰囲気に合わせて、サンプルドレスを元に、デザインを練りました。式後、丈を短くしたら普段づかい出来るワンピースになるように、素材をシルクジョーゼットにしました。天然素材のシルクならではの、クリーム色が柔らかさをプラスしてくれたようです。ご希望のパフスリーブのお袖を付けて、切れ端をそのまま生かした素朴な仕上がりにしました。
仕上がったドレスをご試着いただくと、デザイン画からドレスに仕上がっていくまでの過程を経た、思い入れたっぷりのドレスに、やはり丈を短くするのは勿体ないとのお言葉でした。。。
記念のドレス、大切に保管するのも、とっておきの宝物ですね。

エンパイアラインドレス -front-エンパイアラインドレス -back-

結婚式*メゾン・ド・ジル 芦屋にて

思い出すと、初めてドレスのリサーチにと、ご来店いただいたのが、ちょうど一年前でした。とても懐かしく、鮮明に思い出されます。それから、打合せ&仮縫いと、何度もご来店いただきましたね。なんて、月日が経つのは早いのでしょう。

人前挙式

列席者が立ち会いとなる、人前式の挙式にご招待いただきましたので、喜んで参列させていただきました☆お二人の人柄が溢れる、素敵な素敵なお式でした。
当日は、心地よい五月晴れに恵まれ、チュールスカートの透明感、レースやパール等のディテールがひときわ引き立っていました。細やかな部分にこだわった繊細なドレス姿に、感激です。
そして、私もお二人の幸せを、たくさ~ん分けていただいた気分です!

こだわりいっぱいのドレス、ウエルカムボードやリングピローを写真に収めようと、張り切って、カメラを2台も抱えていったわりには・・・、
お二人の姿に夢中になってか、ほとんどお写真を撮れずでした(涙)
仕上がったアルバムを持って、遊びに来ていただける日を、楽しみに待つことにします!

ドレス-front-ドレス-back-

シャンパンカラーのドレス

神前式挙式後のパーティーで着られる、ドレスをお作りさせていただきました。
シルクのシャンパンカラーが上品な、シンプル&クラシカルなパーティードレスです。なんと、遠く鹿児島より、仮縫いに足をお運びいただきました!本当に、ありがとうございます。

パーティードレス -front-

ご実家が神戸とのことだったので、一度は仮縫いにご来店いただけるとのこと。
それまでに、デザインの打合せや採寸を、メールやお手紙、お写真でさせていただく形となりました。
そのお陰でしょうか・・・、仮縫いで初めてお会いしたのに、全然初めてでない印象。。。とっても和やかに仮縫いさせていただいたのが、印象的です。

パーティードレス -back-

衿開きや、お袖丈等、実際に仮縫いして実感出来るバランスを、私もあらためて認識させていただきました。シンプルだからこそ際立つ、着る人を一番綺麗に見せてくれるシルエットづくり。自分らしさ、その方の雰囲気を引き出すドレス作りの楽しさと、仕上がった時の喜びに感謝!感謝です。