クラシカルなウエディングスタイル/蘇州園にて

「ドレスのオーダーに興味があって、」と最初にご来店いただいた時には、まだ挙式会場が決まっていませんでした。一番にドレスのイメージからスタートしていただけるとは、私にとっては大変嬉しなことです。ただ、会場の雰囲気やパーティースタイルなど、ドレスのデザインを考えるうえで、大切なポイントでもあるので、会場選びと同時にドレスの準備を進めていったのが、懐かしく思い出されます。

サンプルのドレスを試着していただきながら、イメージを膨らませて、タックつかいでたっぷりのボリュームを出したスカートに、クラシカルなレースのロングスリーブというデザインに決まりました。

セレモニースタイル-front-

ライン、シルエットをより綺麗に仕上げるために、仮縫いでは、ベースのビスチェドレスのサイズ合わせをしてから、レースをボレロのように上から被せて行いました。すると、新婦様が「ビスチェタイプのドレスも、想像以上に素敵ですね」と。
だったら、せっかくなので、挙式の時とパーティーの時と、2WAYに出来るように変更しましょう、という事になりました。

セレモニースタイル-back-

スレンダーな彼女には、上品な開きの胸元の方がお似合いになるので、色々検討した結果、取り外しの出来るオフショルダーを付けて、チェンジすることにしました。シンプルで素材感の引き立つとっておきのウエディングドレスで、全く異なった雰囲気を楽しめる素敵な仕上がりになりました。

パーティースタイル

そして、本日が晴れの日、お天気も晴天です。
おめでとうございます☆

ロミロミヒーリング

ブライダルの仕事を始めてから、ずっとお世話になっているヘアメイクさん(ウェブサイトブログ)が、女性のためのキレイを追求して、この夏より、ロミロミヒーリングを始められました!最近、すこ~し耳にするようになったハワイアンヒーリングです。
実は、身体に関わる疑問が出てくると、いつも、彼女に相談している私です。メイクの事から、肌の乾燥のことや肩こりまで・・・。彼女の、女性の美への探究心は、ホント尊敬です!

ロミロミ

早速、お祝いを兼ねて!行って来ました。
とっても心地よく、全身をオイルマッサージしてもらって、リラックス&癒された感いっぱいでした。新陳代謝の促進も実感して!冷え性の私には、ぴったりな感じでした。定期的に通いたいものですね。
(HPリニューアル予定だそうなので、詳しい情報は、しばらくお待ち下さい)

ハワイ語で、(揉む・こねる・解かす)という意味があるそうです。身体と精神と感情が繋がっていて、自然のエネルギーを手のひらから送り、身体の調和を重んじるヒーリングだそうです。

2WAYのウエディングドレス

以前掲載させていただきました、ジムトンプソンのシルクタフタ生地で仕立てたウエディングドレスが完成しましたので、ご紹介させていただきます。京都でのレストランウエディングに合わせて、シンプルなAラインをご希望されました。

ハイウエストの切り替えに、台形型のデコルテ、少し短めのお袖がポイントの上品なドレスです。挙式では、バックスタイルに、パイピングを施した取り外しの出来るトレーンをつけて、大きめのコサージュを高めの位置に装います。
シンプルなデザインだからこそ、素材の質感&光沢感が生かされたドレスに仕上がったように思います。

2WAYウエディングドレス -挙式-

パーティーでは、グリーンのお色目を足して、2WAYとしてアレンジしたいな、とのご希望でした。
どれくらいの分量のグリーンを加えるべきか?どういうデザインにすべきか?また、グリーンの色目等、仮縫い時に色々合わせてみて検討しました。結果、レースの間にミントグリーンのリボンを通して、ハイウエストの切り替え部分とコサージュ部分、あと手袋にも共レースをつけてアレンジすることになりました。
首もとには、お花屋さんにお願いして、プリザーブドフラワーのチョーカーを作ってもらいました。

2WAYウエディングドレス -パーティー front-2WAYウエディングドレス -パーティー back-

オフホワイトのドレスに、ミントグリーンが効いて、夏らしく爽やかな雰囲気にイメージチェンジです。花嫁様だけが着れるホワイトドレスに、ほんのり色目を加えてのアレンジ、とっても素敵です!

愛車パオに♪感謝を込めて!!

長~い間お世話になった、愛車パオ。
とうとう、お別れすることになりました。。。

atelier mieux を始める時に、足となる車が必要だからと手に入れたので、8年以上のお付き合いになるのでしょうか。

たまに見かけるレトロな雰囲気のパオのベージュに心惹かれ、あれに乗りたい&欲しい!と思い出したのがことの始まりでした。
が、ベージュは台数が少なく、ブルーのパオが発売時のパンフレットの表紙を飾ったことから、台数も多いし中古でも状態のよいものがあるよ~と聞き、ならば、ブルーで、と。
そして、ご縁をいただいたのが、この愛車パオでした。
(魚眼カメラで撮影したら、ますますレトロ感たっぷりです)

愛車パオ
愛車パオ

ドレスや印刷物の納品から、仕入れや仮縫い&打合せ迄、いつも側に居て、私の足となってくれていました。そして、それは、お互い様・・・!?
JAFに運ばれた時も、ヒョウが降ってキャンバストップに穴が開いた時も、タイヤがパンクした時も・・・etc
思い出せば、数々の経験を一緒に経て来たのかもしれません。

最近は、お年寄りになったね~(涙)と、実感の日々でした・・・。
よ~く考えると、手に入れた当初からすでに、中年だったんですね(笑)

だから、いっぱいの感謝を込めて
「ありがとう♪お世話になりました。そして、お疲れ様でした!!」